【No.62】「健康習慣を阻む5つの考え方とは?〜楽しいから大丈夫〜」という話

こんにちは。

足立区北千住にあるセミパーソナルスタジオSALUS〈サルース〉の光次です。

「楽しいから大丈夫」というお話をひとつ。

前回は、健康習慣を形成する上で阻む5つの考え方について触れました。

その5つはこちら。

  1. 認知不協和
  2. バンドワゴン効果
  3. ピーナッツ効果
  4. リアクタンス
  5. 直感的な判断

前回は4つ目の「リアクタンス」について解説しましたので

今回は5つ目の「直感的な判断」について解説していきます。

(前回のブログがまだの方はこちらからご覧いただけます)

それでは早速解説していきます。

今回の「直感的な判断」を簡単に一言で表すと「楽しいから大丈夫」

という考え方です。

専門用語で言うと「アフェクト・ヒューリスティック」と言うそうなのですが、

要は「感情や直感的な判断によって物事を決めたり、行動したりすること」

を指します。

様々な情報を精査して、合理的に判断するのとは反対に、

十分な情報がないままに、

直感的にどう感じるかで素早く判断することを言います。

このような認知行動を人間は取るために、

対象に対して好意的な感情を持っている場合、

そのリスクを低く見積もる傾向にあることがわかっています。

例えば、タバコに対するポジティブな感情を抱かせる広告を目にすると、

リスクを低く見積もったり、

喫煙者や非喫煙者よりも禁煙のリスクを低く見積もることが起こるのです。

また、食べることが好きな人は、そうでない人よりも

食事によって起こる肥満や病気を低く見積もる可能性があることがわかります。

そうなると、本来はダイエットをする上で

運動よりも食事を気をつける方が良いことを頭では理解しても、

そのような行動が取れないと言うことが起こります。

つまり、運動でどうにかしようとするということ。

「人は勘定ではなく感情でモノを買う」と言われていますが、

ダイエットに対する思考は

感情ではなく、(カロリーの)勘定で判断したいものです。

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