こんにちは。
北千住のセミパーソナルスタジオSALUSの光次です。
今回も、前回に引き続き、
なかなかダイエットが成功しない方に向けてお届けしていきます。
これまでいろいろと試してきたけれど、思うように成果が出なかった方も、きっと多いと思います。
そんな頑張ってきた方にこそ、今回の内容が少しでもヒントになれば嬉しいです。
ご覧いただけていない方は以下のブログからお読みいただけるとスムーズです。
まずは、前回お伝えした、ダイエットにおける3つの前提をおさらいします。
【3つの大前提】
- 毎日7時間以上の睡眠を摂っている
- 毎日五大栄養素を十分に摂っている
- 毎日7,500歩以上歩いている
これらの内容はすごく当たり前の内容なのですが、
ダイエット初心者の方や結果がなかなか伴わない方は
今一度この3つを意識していただけると良いかもしれません。
その中で前回は睡眠について取り上げましたので、
今回は最後の「歩行」について触れていきたいと思います。
私たちが一般にイメージするダイエットとして運動といえば、
ランニングや筋トレ、最近ではピラティスなどが挙げられるのではないかと思います。
もちろん、これらの運動を行なっていただくことは、ダイエットを含め、さまざまな健康への影響が確認されています。
ただ、もしも1日に7500歩程度の歩行が毎日行えていないのだとすれば、
それらの運動を行うよりも先に、
日中の活動量そのものを増やすことが必要です。
あまり知られていませんが、
実は日本には、「健康増進法」という
日本人の健康をより良くすることを目的に定められた法律があります。
また、それを厚生労働省が「健康日本21」という目標を掲げることによって
具体的な施策に落とし込んでいるわけですが、
その中で歩行について以下の目標が掲げられています。
目標値:7,100歩
20〜64歳:8,000歩
65歳以上:6,000歩
このため、ここではざっくりと7500歩としています。
つまり、人間としてこれくらいの活動量は維持していきましょう、
という基本的な数値になります。
これはもちろん、ダイエットではなく基本的な活動量です。
ただ、私たちは新型コロナウィルスの蔓延を経て、
リモートワークという新しい生活リズムが定着しました。
これによるメリットは計り知れないものがありますが、
ダイエット、もしくはダイエット以前の人としての最低限の身体活動においては
少なくないデメリットを受けているのも事実でしょう。
それによって、一日1,000歩程度しか歩かない人が
トレーニングやピラティスを行ったところで、
それを補うだけの効果を得ることは医科学的に難しい可能性が高いことがわかっています。
ちなみに、私たちは大体25〜30歳以降、何もしなければ毎年1%程度ずつ筋肉が衰えることがわかっています。
また、入院などの状況で一日中ベッドで寝ていた場合、たったの2日で1%の筋肉が低下することわかっています。
つまり、週末ゴロゴロしているだけでも、週明けには1歳老けている可能性があるのです。
これはリモートなどで日中の活動量を維持できていない方も一緒です。
知らず知らずのうちに代謝が低下し、太りやすい体へと変化しているかもしれません。
今は誰もがスマホを身につけて過ごしますから、
まずはご自身の歩数をチェックして、
たとえば「エスカレーターではなく階段を使う」「スーパーの一駅手前で降りて歩く」など、ちょっとした工夫から
少しでも良いので座り過ぎない生活を始めていきましょう。
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