No.150 痩せたいなら、まずは“減らす”より“満たす”ことから

こんにちは。

北千住のセミパーソナルスタジオSALUSの光次です。

今回も、前回に引き続き、

なかなかダイエットが成功しない方に向けてお届けしていきます。

これまでいろいろと試してきたけれど、思うように成果が出なかった方も、きっと多いと思います。

そんな頑張ってきた方にこそ、今回の内容が少しでもヒントになれば嬉しいです。

ご覧いただけていない方は以下のブログからお読みいただけるとスムーズです。

まずは、前回お伝えした、ダイエットにおける3つの前提をおさらいします。

【3つの大前提】

  • 毎日7時間以上の睡眠を摂っている
  • 毎日五大栄養素を十分に摂っている
  • 毎日7,500歩以上歩いている

これらの内容はすごく当たり前の内容なのですが、

ダイエット初心者の方や結果がなかなか伴わない方は

今一度この3つを意識していただけると良いかもしれません。

その中で前回は睡眠について取り上げましたので、

今回は「栄養」について触れていきたいと思います。

私たちが一般的に思い描くダイエットにおける栄養の取り上げられ方は、

そのほとんどが「制限」や「禁止」ではないでしょうか。

「これを食べるのをやめなさい」

「これだけを食べれば痩せられる」

基本的にはそのような話ばかりがダイエット情報では取り上げられています。

もしかすると、一時的にそのような方法でダイエットは成功するかもしれません。

しかし、1年、3年、5年と月日が経った時、

同じことを行なっても同じような成果が得られない方が多くいらっしゃいます。

一生懸命頑張っていても、体の仕組みや栄養のバランスがうまく噛み合っていないと、

なかなか結果が出にくいものです。

だからこそ、「頑張る方向性」を見直すことが、次の一歩につながるかもしれません。

なぜそのようなことが起こるのでしょうか。

それは、その場しのぎの制限を行ったことによって代謝低下し、

知らぬ間に太りやすい体型になってしまっているからです。

この状態では、生涯にわたって「適正体重」を維持していくことは難しいでしょう。

こうした体の状態は、「より良い体づくり」という観点でも理想的とは言えません。

そうではなく、まずは「体が必要としている栄養」を、正しく・適切なタイミングと量で摂ることが大切です。

それによって、年齢や体型に合った本来の代謝量に戻すことが適切です。

そして、その上で理想の体重に向けた食べる量のコントロールを行っていくことが、

中長期的な視点では不可欠です。

私たちの体は、食べたものからしか作られません。

つまり、五大栄養素(※糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラル)が正しく摂れていなければ、

体の中では必要な機能が起こりづらくなる可能性があります。

簡単に例を挙げると、

タンパク質が不足していれば、筋肉量の低下を招き、

それによって代謝は低下するでしょう。

だからこそ、まずは5つの栄養素過不足なく摂取することにつとめ、

その上で適正な摂取量を少しずつコントロールしていくことで

無理なく体重を適正に戻していきましょう。

今日の食事から、

「何を減らすか」ではなく「何をちゃんと摂るか」

を意識してみてください。

その小さな積み重ねが、

未来のあなたの体を作っていきます。

コメント