こんにちは。
北千住のセミパーソナルスタジオSALUSの光次です。
今回も、前回まで引き続き、
なかなかダイエットが成功しない方に向けてお届けしていきます。
「糖質ってやっぱり抜いた方がいいの?」
「油って太るんじゃないの?」
そんな疑問や不安を持ちながら、自己流で頑張っている方も多いと思います。
そんな頑張ってきた方にこそ、今回の内容が少しでもヒントになれば嬉しいです。
ご覧いただけていない方は以下のブログからお読みいただけるとスムーズです。
前回は1つ目の『摂取カロリーを守る』についてお伝えしましたので、
今回は2つ目の『PFCバランスを整える』です。
では、いきなりですが、「PFC」とはなんでしょう。
PFCはそれぞれの言葉の頭文字を取ったもので、
〈PFCとは?〉
Protein = タンパク質(肉・魚・豆・乳製品・卵)
Fat = 脂質(油・脂身)
Carbohydrate = 糖質(穀類・芋類・米・パスタ・パン)
つまりPFCバランスとは、摂取カロリーに占める糖質、脂質、タンパク質の割合のことを指します。
タンパク質は筋肉や臓器の材料になり、脂質はホルモンや細胞膜をつくるのに不可欠、糖質は脳や体を動かす大切なエネルギー源です。
闇雲に食事を控えたり、脂質や糖質を過剰に避けるようにするのではなく、それぞれの栄養素のバランスを見直すことが大事なのです。
理想のPFCバランスは以下のような状態です。
〈理想のPFCバランス〉
タンパク質 = 20%(1g=4kcal)
脂質 = 25%(1g=9kcal)
糖質 = 55%(1g=4kcal)

そして、先ほど計算した1日の摂取カロリーが1,400kcalだった場合に、このPFCバランスの割合を当てはめると次のようになります。
1日の摂取カロリーが1400kcalの場合
タンパク質20% = 280kcal = 70g
脂質25% = 350kcal = 38g
糖質55% = 770kcal = 192g
このようにPFCバランスとは、決められた予算の中で、予算配分を決めることなのです。
逆に、糖質に偏った食事(例:菓子パン+カフェオレの朝食、ラーメンだけの昼食など)は、見た目のカロリーは抑えていても、代謝のための栄養が不足しがちです。
家計で言えば、固定費や交際費、美容費、被服費、というように
あらかじめ予算配分をすることで無駄遣いが防ぎながら生活を楽しめるように、
決められたカロリーの中で自由に食事を楽しめるようになります。
これが分からずに好きなだけ食べてしまうから破産(ダイエット失敗)してしまうのです。
でも、こういったことを聞くと、
『なんか面倒くさそう』と感じてしまう人も少なくありません。
そう思うのも無理はありません。
忙しい日々の中で、毎回の食事を記録するのは、確かに一手間です。
ですが、今はスマホのアプリを利用することで簡単に管理できるようになりました。
どんなに良い食事も、「自分に合った量とバランス」でなければ意味がありません。
記録は“ダイエットの地図”のようなもの。今の位置がわからなければ、目的地にもたどり着けません。
あすけん

Fat Secret

汝、自身を知れ
最初は誰もが手間に感じると思いますが、
最初の2週間、しっかりと入力していただければ、
自分の食事の傾向や嗜好、普段食べているものにどれくらいのカロリーがあり、
どれくらいの栄養があるのかがわかるようになります。
「あれ?これって意外と脂質多いんだ」
「たんぱく質、全然足りてなかった…」
そんな気づきが増えてきます。
気づきが変われば、選択が変わります。
そして、選択が変われば、体も変わっていくのです。
まずは今日の夕食、何をどれくらい食べたかを記録するだけでもOKです。
「変わる」のは、いつもほんの小さな一歩から。
あなたのその一歩が、未来のカラダをつくります。
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