No.231 太っているかどうかより大事なこと ― 皮下脂肪と内臓脂肪の違い

こんにちは。
北千住のセミパーソナルスタジオSALUSの光次です。

今回は、皆さんもきっと気になっている「脂肪」について、少し掘り下げてお話しします。

落としたくてしょうがない、

という方も多い脂肪ですが、

そもそも脂肪とはどんなものなのか、

そして脂肪の種類によって健康への影響がどう違うのか、詳しく見ていきましょう。

脂肪には大きく分けて2種類ある

体についている脂肪は、大きく分けて2つに分類されます。

  • 皮下脂肪:二の腕やお腹まわり、太ももなど、皮膚のすぐ下について、触ってつまめるタイプの脂肪
  • 内臓脂肪:内臓のまわり、体のもっと奥についているタイプの脂肪

同じ「脂肪」であっても、この2つは役割もつき方も異なります。

女性は皮下脂肪、男性は内臓脂肪がつきやすい

一般的に、女性は皮下脂肪がつきやすく、

男性はどちらかというと内臓脂肪がつきやすいという特徴があります。

これには女性ホルモンの一種であるエストロゲンが関わっています。

エストロゲンには皮下脂肪の蓄積を促進する一方で、

内臓脂肪の蓄積を抑える働きがあるとされています。

そのため、閉経前の女性は比較的皮下脂肪がつきやすいのですが、

閉経後になると、女性であっても内臓脂肪がつきやすくなっていきます。

内臓脂肪は「ただの脂肪」ではない

ここが今回いちばんお伝えしたいポイントです。

内臓脂肪は、単に体についているだけの脂肪ではなく、

ホルモンのような物質を分泌する脂肪であることが分かっています。

内臓脂肪は、炎症を促すような物質を体内で常に分泌しています。

そのため、内臓脂肪の量が増えるほど、この炎症を促す物質の量も増えていきます。

その結果、炎症が体の中で持続的・慢性的に働くようになり、

糖尿病や高血圧、動脈硬化といった疾患につながっていくことが、

「太ること自体が体に良くない」と言われる理由になっています。

一方で、皮下脂肪がつくこと自体は、

内科的な健康への影響はそれほど大きくないとされています。

そのため、体型としては太っていても健康診断の数値には特に問題がない、

という方が実際にいらっしゃいます。

「隠れ肥満」がもっとも注意すべきパターン

逆に、見た目はほっそりしているのに、

健康診断を受けると血液や血圧の数値に問題が見つかる、

という方もいらっしゃいます。

こうした方は、皮下脂肪はほとんどついていないものの、

内臓脂肪だけが増えているケースが多く、

いわゆる「隠れ肥満」と呼ばれるパターンです。

このタイプの方が、実はもっとも注意が必要です。

つまり、見た目として太っているか痩せているかということ自体は、

健康リスクにあまり関係がなく、

その脂肪が「内臓脂肪型」なのか「皮下脂肪型」なのか、

という中身の方が重要だということです。

内臓脂肪は「落としやすい」脂肪でもある

ただし、朗報もあります。

内臓脂肪は、皮下脂肪と比べて、

運動や生活習慣の改善によって落ちやすいということも分かっています。

そのため、「皮下脂肪がなかなか運動で落ちないな」と感じていても、

実は内側では内臓脂肪がしっかり燃焼されている、

という可能性は十分にあります。

見た目の変化がすぐに出なくても、

体の中では良い変化が起きていることがあるということですね。

だからこそ、日頃から食生活や運動を意識して続けていくことがとても重要になってきます。

今日のまとめ

  • 脂肪には「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の2種類があり、役割もつき方も異なる
  • 女性は皮下脂肪、男性は内臓脂肪がつきやすい。女性は閉経後に内臓脂肪もつきやすくなる
  • 内臓脂肪は炎症を促す物質を分泌し、糖尿病・高血圧・動脈硬化などのリスクを高める
  • 見た目だけで健康かどうかは判断できず、「隠れ肥満(内臓脂肪型)」がもっとも注意すべきタイプ
  • 内臓脂肪は皮下脂肪より運動・生活習慣で落ちやすい

日頃の健康情報を見て疑問に思うことや、

気になるダイエット法などがあれば、ぜひコメント欄に書いてください。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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