No.236 60歳までに毛細血管の4割が消える? 「ゴースト血管」の正体

こんにちは。
北千住のセミパーソナルスタジオSALUSの光次です。

今回のテーマは「ゴースト血管」です。最近は耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか。

ゴースト血管は、老けて見えるシワやたるみといった見た目に大きく影響しますし、これまでお話ししてきた脳血管疾患や心臓血管疾患といった血管系の病気にも深く関わっています。そもそも、病気の多くは「血流が9割」と言われるほど、血液の巡りは大切です。今日はそのあたりも含めてお話しします。

血管は全部つなぐと地球2周半

人間の全身の血管をつなぎ合わせると、およそ10万kmにもなると言われています。地球1周が約4万kmですから、地球2周半分もの血管が、体の中に張り巡らされている計算です。

もし血管だけを浮かび上がらせることができたら、全身の形がそのまま血管として見えてしまうほど、細かく枝分かれしています。その血管の先で、一つひとつの細胞に栄養を届け、老廃物を回収しているわけです。人間の細胞はおよそ37兆個あると言われていて、そのすべてに栄養を行き渡らせなければなりません。

血管の99%は「毛細血管」

ここで問題です。全身の血管のうち、毛細血管は何パーセントを占めているでしょうか?

答えは**99%**です。

大動脈のような太い血管から細い血管までさまざまありますが、人間の血管は、ほぼ毛細血管だと思っていただいて構いません。それだけ細かく、全身の隅々まで行き渡っているということです。

ゴースト血管とは? 60歳までに約4割が消える

ゴースト血管とは、本来血液が流れるはずの毛細血管が塞がってしまい、実際には使われていない状態になってしまった血管のことです。

この毛細血管が、60歳ごろまでに平均しておよそ40%もゴースト化すると言われています。20歳のときにあった毛細血管の約半分近くが、60歳には使われなくなってしまうイメージです。

半分近くがなくなるということは、それだけ細胞に栄養が届かず、老廃物も外に出せないということです。となれば、

  • 顔はたるみ、シワが増える
  • さまざまな臓器の細胞に栄養が届かず、臓器の働きが悪くなり、病気につながる
  • 血管が詰まりやすくなる

といったことが起きるのは、当然とも言えます。だからこそ、毛細血管をいかにゴースト化させないかが、とても重要になってきます。

ゴースト血管を防ぐために、まずできること

ゴースト化を防ぐには、血管をむやみに収縮させて血液が通らなくなる状態を作らないことが大切です。そのために、まず意識していただきたいのが笑顔でいることです。

できるだけ笑って、リラックスして過ごす。逆に、緊張していたり、いつもイライラして体に力が入っていたりすると、交感神経が優位になります。交感神経が優位になると血管は収縮し、血液がうまく巡らなくなって、ゴースト化が進んでしまいます。

つまり、皆さんが今日からすぐにできることは、笑ってリラックスして、楽しく人生を過ごすことです。

体を動かす、座りすぎない

もう一つは、いつもお伝えしている通り、体を動かすことです。以前の記事でお話しした「座りすぎ」も、ゴースト血管を増やす要因の一つです。

  • 立ち上がって歩きながら、人と楽しく会話をする
  • リラックスして散歩をする

こうした、気軽にできることから取り入れてみてください。

今日のまとめ

  • 全身の血管は約10万km(地球2周半)。その99%は毛細血管
  • 毛細血管は60歳ごろまでに、平均しておよそ40%がゴースト化すると言われている
  • ゴースト血管は、見た目の老化(シワ・たるみ)と、さまざまな病気の両方に関わる
  • 予防の第一歩は、笑顔でリラックスして過ごし、交感神経を優位にさせすぎないこと
  • 座りすぎを避け、歩く・散歩するなど、体を動かすことも大切

もっと具体的にどうすればよいか知りたい方は、ぜひコメント欄に書いてください。今後の記事でも詳しく解説していきたいと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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