No.233 脳梗塞がもっとも厄介な理由 ― 後遺症というリスク

こんにちは。
北千住のセミパーソナルスタジオSALUSの光次です。

脳梗塞とは何か

脳梗塞とは、脳血管疾患の一つで、脳の血管に何かが詰まってしまうことによって、

脳の細胞の一部が死んでしまう病気です。

それによって、最悪の場合は命を落とすこともあります。

脳血管疾患にはもう一つ代表的なものがあり、

それが「脳出血」です。

こちらは脳の血管そのものが破れてしまうことで起きる症状で、

くも膜下出血などもこの仲間に入ります。

血管が切れて出血が起きると、

本来ほぼ満杯の状態になっている頭蓋内に血液が流れ込み、内圧が高まります。

その圧迫によって脳の血管が押しつぶされ、

結果的に脳梗塞と同じように血液が行き渡らなくなった脳細胞が死んでしまう、ということも起こります。

脳血管疾患は日本人の死因第4位

脳血管疾患は、日本人の死因の第4位に位置しており、

年間でおよそ10万人の方が亡くなっていると言われています。

また、日本には現在およそ700万人の要介護者がいますが、

その要介護になる原因の第2位にあたるのが、この脳血管疾患です。

そして、脳血管疾患のうちおよそ7割が脳梗塞によって起きているとされています。

脳梗塞が「厄介」な理由

血管系の病気には、心臓血管疾患の代表格である心筋梗塞もあります。

心筋梗塞は、早期に病院での治療や救急対応が行われることで、

後遺症が残らずに済むケースも少なくありません。

一方、脳梗塞は近年、命に関わる可能性こそ以前より低くなってきているものの、

その代わりに後遺症が残る可能性が非常に高いという特徴があります。

ここが脳梗塞のもっとも厄介なところです。

「病気になっても、治療して治ればいい」と考える方は少なくありません。

しかし、後遺症が残ってしまうと、

それを発症前の状態に完全に戻すことは、現在の医療水準ではほぼ不可能です。

たとえ命が助かったとしても、足や手が不自由になり、

自立した生活が送れなくなってしまう可能性があるのです。

だからこそ、脳梗塞については「再発予防」では遅く、

そもそも「予防」していくという発想が欠かせません。

後遺症が残らない体を、あらかじめ目指しておく必要があるということです。

リハビリの姿を否定したいわけではない

後遺症から少しずつ回復し、リハビリを重ねて立てるようになる、

あるいは完全な自立までは至らなくても懸命に努力を続ける――そうした姿が「美談」として語られることはよくあります。

そうした方々の姿勢そのものを否定するつもりはまったくありません。

諦めずに少しでも回復しようとする気持ちは、本当に尊いものだと感じます。

ただ、それと同時に強くお伝えしたいのは、

そもそもそういう状態にならないことが何より大切だということです。

そしてそれは、決して難しいことではありません。

予防のためにできること

日頃から次のような、ごく当たり前とも言える生活習慣を整えることで、リスクを減らすことができます。

  • 適度な運動習慣を身につける
  • 適度な栄養状態をキープする
  • 睡眠時間・休養時間をしっかりと取る

もちろん、こうしたことに気をつけていても発症してしまうことはあります。

それは仕方のないことです。

しかし、何も気をつけずに結果として後遺症が残るような病気になってしまうのは、

やはりとても残念で、もったいないことだと感じます。

いつまでも制約のない体で過ごすために

具体的には、

  • 1日7,000〜8,000歩を目安に歩く
  • 食事をバランスよく摂る
  • 睡眠時間を7〜8時間程度しっかり確保する

といった、よく言われる健康習慣を、年を重ねてから慌てて始めるのではなく、

体力が落ち始める30歳くらいを目安に見直していただくことが大切です。

今日のまとめ

  • 脳梗塞は脳の血管が詰まる病気、脳出血は血管が破れる病気。どちらも脳血管疾患の仲間
  • 脳血管疾患は日本人の死因第4位、要介護原因の第2位。その7割が脳梗塞由来
  • 脳梗塞は命が助かる可能性が上がった分、後遺症が残るリスクが高いのが厄介な点
  • 後遺症を「再発予防」ではなく「そもそも予防」する意識が重要
  • 歩行・栄養・睡眠といった基本的な生活習慣を、30歳頃から見直しておくことが鍵

健康情報について分からないことがあれば、ぜひコメント欄に書いてください。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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