【No.11】パーソナルトレーニングで相次ぐ事故に対して思うこと

こんにちは。

足立区北千住にあるセミパーソナルスタジオSALUS〈サルース〉の光次です。

今年に入ってから、相次いでパーソナルジムに関するニュースを目にするようになりました。

筋トレ個別指導で重傷事故相次ぐ、専門知識ないトレーナーも…相談者の9割女性
【読売新聞】 ダイエットや筋力アップなどを目的に、トレーナーから個別指導を受ける「パーソナルトレーニング」で重傷などを負う事故が相次いでいる。近年の筋トレブームを背景に被害は増加傾向で、消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)

そのほとんどは

『ダイエットや筋力アップなどを目的に、トレーナーから個別指導を受ける「パーソナルトレーニング」で重傷などを負う事故が相次いでいる。』

と言ったものです。

記事によると、

全国の消費生活センターには、パーソナルトレーニング中に起きた事故の相談が寄せられている。2017年4月から昨年2月までの相談件数は計105件。相談者の約9割は女性だった。内訳は神経・脊髄の損傷と筋肉・ けん の損傷が各21件で、骨折も7件あった。4人に1人は治療に1か月以上かかる重傷だった。一方、消費者庁が把握した昨年の事故件数は50件を超え、過去最多だという。

とのことです。

正直、実情を知っている私からすると、この数字はかなり少ないのではないかと思います。

なぜなら、この数字はあくまでも消費者センターに駆け込んだ人の数です。

皆さんも感覚として理解できると思いますが、

自分がこれまでの生活をしていてこれまでの生活をしていて

「消費者センターに訴えてやる!」

と思ったことはどれだけあるでしょうか?

さらに、実際にそれを行動に移した方はどれだけいるでしょうか?

おそらくほとんど方はそんなことしないはずです。

ましてや、パーソナルトレーナーとクライアントはある種の「先生と生徒」の関係になりがちです。(私はそのようには考えませんが一般論として)

そのような状態で訴えるということは、相当に何か引っ掛かるものがあったと言えるでしょう。

ほとんどの場合は

「自分が頑張りすぎたせいだ」と考えたり、

「トレーニングに耐えられない自分が悪いんだ」と自分を責めてしまうことの方が多いと思います。

ですが実際には、記事にもあるように

「資格不要で誰でもトレーナーを名乗れる。医学や栄養学を学ばず指導するケースも多く、知識不足がけがを招いている」

というのは少なくないでしょう。

だからこそ、トレーナーを選ぶ側のお客さまも「見る目を養う」ことが求められています。

っという結論になりがちですが、

本当はそんなことをお客さまに求めちゃいけないんですよ。

お客さまは誰に相談してもトレーナーであれば安心して信頼できる人でなければならないんです。

そんな世の中でなければいけないんですよ。

それが当たり前の世界なはずなんです。

だから、現状としては少しずつ目を養っていきましょう。

でも近い将来には、誰もが安心して相談できる世の中になるよう

私も一人のトレーナーとして勤めていきたい思う今日この頃です。

皆さんもくれぐれもお気をつけください!

それにしても、腹の立つ話です!

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