こんにちは。
北千住のセミパーソナルスタジオSALUSの光次です。
先日、またまたSNSを見ていたところ、こんなリール動画が流れてきました。
(こんなの見なけりゃいいんですけどねw)
「整骨院が24時間ジムをやらない理由がない」
おそらくこれをお読みの方は一般の方なので、この動画を目にする機会というのはないでしょう。
ただ私のところには、結構流れてきます。
動画の内容を説明する前に、この動画の背景を私なりに汲み取ると、
動画で喋っている方は、24時間ジムのフランチャイズブランドを立ち上げ方。
その加盟店を増やすためのポジショントークとして、
リール動画で宣伝をされているよう。
そして、ここからが本題なのですが、
「整骨院は、24時間ジムを併設することで、治療に来た患者さんをジム会員にすることで、安定的な収益が得られるから、やらなきゃ絶対に損!」
というものでした。
もちろん、この考えは経営的な視点で考えればそうなのでしょう。
でも患者さんの観点で考えたらどうでしょうか。
確かに、整骨院に通う方のほとんどは、治療が必要であると同時に、体を動かすことが必要であることは間違ありません。
それについては大賛成です。
でも、その最適解が『24時間ジム』なのでしょうか。
経営側の視点から見れば、24時間ジムは経費が抑えられますが、
患者さん視点で見れば、
そもそも24時間ジムで運動が継続でき、成果が得られるのであれば、
整骨院には通わないのではないでしょうか。
おそらく患者さんは、”自分で運動するのは苦手”で、何をやったらいいのかわからない方々が大半。
初月の数回マシンの使い方を教えてもらったって、
そこに継続して通うのも、トレーニングを一人でこなすのも慣れない方々なのです。
結局このような施設は、
フランチャイズの大本が儲かるだけ、もしくは幽霊会員が増えて、月会費だけが引き落とされ続けるのがオチではないでしょうか。
まぁ、確かにその観点で言えば「やらなきゃ損!」なわけですが、
そのようなビジネスがヘルスケア産業だというのであれば、
私は恥ずかしいです。
まぁ、世の中はそんなものなのですかね。
いや、それでも私は、トレーナーとして本質的な価値を提供し続けられる場所を作り続けたいと思います。
なぜなら、運動というのは「設備」ではなく「関係性」の中で続いていくものだと考えているからです。
どれだけ最新のマシンが並んでいても、どれだけ通いやすい仕組みが整っていても、
「やり方がわからない」「一人では不安」「今日はなんとなく気が乗らない」
——そういった人間らしい感情の前では、簡単に途切れてしまうのが運動習慣です。
だからこそ必要なのは、「いつでも行ける場所」ではなく、「ここに来れば大丈夫」と思える場所。
誰かに見てもらえる安心感や、少しの変化に気づいてもらえる関係性。
できなかったことができるようになる小さな成功体験。
そして、それを一緒に喜んでくれる人がいること。
そういった積み重ねがあって初めて、運動は「やらなきゃいけないもの」から「自然と続くもの」へと変わっていくのだと思います。
ビジネスとして効率が良いかどうかよりも、
目の前の一人の人生にとって、本当に意味があるかどうか。
私たちは、そこに向き合い続けたい。
流行りのモデルを追いかけるのではなく、一人ひとりの身体と丁寧に向き合いながら、小さな習慣を育てていく。
遠回りに見えるかもしれませんが、それが結果として、最も確実に人の人生を変えていく道だと信じています。


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