No.210 腰痛を生物の進化から考えると

こんにちは。
北千住のセミパーソナルスタジオSALUSの光次です。

今回は、「腰痛」を「生物の進化」の観点から探ってみたいと思います。

私たち人間は、動物の一種である『ヒト』な訳ですが、この『ヒト』は神様がある日アダムとイブを作ったわけではなく、約30億年に及ぶ生物の進化過程で生まれた動物であることは、

だれもが知るところです。

そんな私たちの進化を簡単におさらいすると、

単細胞生物→真核生物→多細胞生物→魚類・両生類→爬虫類→猿人類→ホモ・サピエンス

このような進化を辿ってきたとされます。

そして今回注目したいのが、この進化の過程で獲得した「背骨の動き」について。

この背骨を持っている脊椎動物は、魚類以降に共通している特徴ですが、

魚類や両生類、爬虫類と、私たち「ヒト』を含めた哺乳類では、背骨の使い方に違いがあることがわかっています。

さて、その違いは何でしょう?

海の中の生き物で考えるとわかりやすいですね。

魚は泳ぐ時、尾びれを横に動かしますが、イルカは縦に動かします。

また、爬虫類の歩き方は、魚類と同じように背骨を大きく横に曲げていることがわかります。

つまり、魚類や爬虫類は背骨を横に動かすのが得意なのに対して、哺乳類は縦に動かすのが得意だということがわかります。

ちなみにイルカやクジラなどの水中哺乳類は、もともと陸上哺乳類だった先祖が進化して海に潜るようになったため、このような泳ぎになったとされています。

っということは、私たちも縦に背骨を扱えるということが非常に重要なのです。

例えば、ピラティスなどでは、このような動きってありますよね。

この動きで、降りるときにバタッと降りてしまう、もしくは起き上がる時に反動を使わないと起き上がれない。

そのような背骨のコントロールが不十分な人というのは、そもそも哺乳類として備わっている背骨の基本的な動きを忘れてしまっているとも言えます。

もしそのような方が腰痛に悩まれている場合には、そもそも背骨の基本的なコントロールができることが腰痛の改善の第一歩となるでしょう。

もちろん、だからと言って無理やりこの動きをたくさん練習することは、必ずしも背骨にとって良いとは言えません。

むしろ、他のエクササイズを通じて、最終的にこの動きが気づいたら自然とできるようになっていることが重要です。

っということで、今回は腰痛を生物の進化という観点から探ってみました。

ぜひ、まずはご自身の背骨がどれくらいコントロールして動かせるのかを試してみてくださいね。

コメント