こんにちは。
足立区北千住にあるセミパーソナルスタジオSALUS〈サルース〉の光次です。
「効率的におこなってはいけない理由」というお話をひとつ。
何事においてもそうですが、
最近の風潮では、「効率」をものすごく重視する傾向があるように思えます。
もちろん私もその一人で、
「効率」という言葉をよく用います。
巷でも、コスパやタイパという言葉をよく耳にするようになりましたね。
そもそも「効率」という言葉を大事林という辞書で調べてみると
こうりつ【効率】
①機械作業などをする際に、その仕事量とそれを行うのに要したエネルギー量との比。「熱━」
②(費やした労力に対する)仕事のはかどりぐあい。仕事の能率。「━のよい作業方法」
と出てきました。
ちょっとわかるようでわからない。
まぁ簡単にいうと「労力に対する”効果の割合”」。
例えば、100万円を投資して、20万円の利益が出れば20%の効果。
100万円で10万円の利益なら10%の効果。
この場合、前者の方が「効率が良い」という判断になります。
ただ、この効率、
一歩間違えると「目先」の結果だけを追い求める思考になる可能性があります。
例えば、ダイエット。
目先の効率を重視するあまり、
短期間で十数kgを減量するような方法を行う方も少なくないでしょう。
この場合、2ヶ月で10kgの減量と12ヶ月で10kgを比較した場合、
どちらが効率的かというと
2ヶ月で10kgの方が効率的です。
しかし、12ヶ月で10kg減量した人は、
その後も長期の生活習慣の見直しで得られた行動習慣によって
リバウンドをほとんどすることなく日常を過ごすことができる可能性が高いでしょう。
対して、2ヶ月で結果を得た人は、
すでに皆さんもご存知のように、
多くの場合でリバウンドに悩まされています。
このように、効率ばかりを重視する思考は、
時として良い結果が得られない可能性があります。
では、何をよりどころとして私たちは行えばいいのでしょうか。
その一つの答えに『合理』というものがあります。
効率的と同じように使われる言葉に合理的という言葉があります。
合理とは、「理(ことわり)に合う」と書きます。
つまり、自然や摂理や普遍的な考えに従った方法ということになります。
さっきのダイエットいえば、
前者は効率的、後者は合理的と言えるでしょう。
さて、皆さんならこの二つのどちらを求めるでしょうか。
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